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放送番組審議会

第4回 BS松竹東急放送番組審議会 議事概要

1 開催日     2023年12月4日(水) 10:30~12:20

2 開催場所    東劇ビル内会議室

3 委員の出席

委員総数  7名 
出席委員数 6名:
・大江 志伸 委員長   江戸川大学名誉教授メディア・コミュニケーション学部、読売新聞社社友(元論説委員)
・三輪 記子 副委員長  弁護士
・朝原 雄三       映画監督
・砂川 浩慶       立教大学 社会学部 学部長 メディア社会学科 教授
・関口 裕子       元キネマ旬報編集長、ライター
・マーティ・キーナート       仙台89ers相談役、仙台大学上級顧問アドバイザー 東北大学総長顧問

(欠席)
・中村 梅玉       歌舞伎俳優

 

4 放送事業者側出席者 6名:

・橋本 元  代表取締役社長
・笹島 光晴 取締役
・柏木 恒二 執行役員 編成局長
・斎藤 寛之 制作局長
・松野 俊一 編成局局次長/放送番組審議会事務局長
・湯沢 華子 管理局経営企画部 兼 社長室副部長/放送番組審議会事務局

 

5 議事概要

(1)報告事項
柏木 編成局長から以下について報告した。
 ・ 2023 年 4 月 〜9 月の放送番組の種別及び種別ごとの放送時間について
 ・ 2023 年 10 月クールの基本編成及び番組紹介

(2)諮問事項
2024 年 4 月 1 日施行の 「民放連 放送基準」改正に伴う放送番組編成基準の変更につ いて 諮問したところ、全員異議なく可決承認された。

(3)番組審議
対象番組: BS松竹東急ドキュメント「共助の海賊船 FC 今治号~ 無駄がない、余裕が ない、でも夢がある~」( 2023 年 7 月 23 日放送分)

各委員からのコメント概要は以下のとおり。
・全体としてよくできていた。単なるスポーツを取り上げるではなく、スポーツを通じて地域貢献をしていることが伝わった。
・元サッカー日本代表監督の岡田武史さんが、番組で取り上げられたような活動を行っていることを知らなかったし、番組を見て興味が湧いた。
・内容は良かったが、タイトルがわかりづらいように感じた 。 より視聴者に伝わりやすく、見たい、と思われる工夫ができると感じた。
・ 今治がどこにあるのか、どんな地域事情を抱えているのかなど、その背景にも触れられるともっと良かった。
・ ナレーションや音楽が、スポーツらしい勢いのあるトーンが終始だったため、場面によって抑揚を付けても良かったように思う。
・岡田武史さんがなぜ今治で取組を始めたのか、今治だけにとどまらないサッカーや J リ ーグの抱える課題などもあると想像したが、その辺りも描いても良かったと思う。
・ドキュメンタリーなのか、広報番組なのか、どのような立ち位置で臨むのか、不明瞭な部分はあった。
・番組内に出てくる女性たちが終始サポート的な立ち位置に描かれたことは気になった。番組内の会議シーンは男性のみであり、女性としても実際サポートであったとしても、その意義や意味をフォーカスしても良かったように思う。
・ドキュメンタリーの題材としてすばらしく、継続取材や続編制作を望む。
・米国でも、今治のように、地方都市がスポーツを通じて地域創生をしている例は多くあ る。日本の他地域でも然り。今後様々な題材を取り上げていくことに期待。
・局としては初めてのドキュメンタリーということだったが内容も構成も良かったので、 今後ドキュメンタリー枠を作って定期的に放送するのも良いと思う。

その他のご意見
・大学スポーツにも力を入れていくということだったが、学生を PR に使うなど、学生を巻き込んでいく取組を入れてもよいのではないか。