■放送情報 『ゴルフW』 毎週土曜日夜8時～放送中！

ＢＳ松竹東急では、毎週土曜夜8時から『ゴルフW（ダブル）』を絶賛放送中です。『ゴルフW』は、女子プロペアとコースを知り尽くしたメンバーペア（アマチュアペア）が真剣勝負を繰り広げるゴルフ番組で、3月9日（土）と3月16日（土）、4月20日（土）と4月27日（土）の放送には、番組出演3回目となる原田香里プロが登場。今回は、若手の本明夏（もとあすか）プロ、神谷和奏（かみやわかな）プロと共に対決に臨んでいます。そんな原田プロに、戦いの場となったコースの印象や女子ゴルフ界への思いなどを伺いました。

◆戦略性の高いコースを的確に分析＆攻略！「ゴルフの醍醐味を味わえた」

――今回対戦の場となった高麗川カントリークラブ（埼玉県日高市）のコースの印象はいかがでしたか？

原田：戦略性の高いコースなので難しいのですが、それをどうしても攻略したい気持ちになるので、とても楽しかったです。距離もしっかりありますし、アンジュレーション（コース上にある起伏のこと）もあるので、ピンの位置によってセカンドショットをどこにつければ良いのか考えながら攻めていく必要もあって、ゴルフの醍醐味を味わえましたね。ただ打つ、ただ乗せるというだけでなく、やっぱり良いスコアで回りたいし、どこにつければいいんだろうと考えながらやるのが楽しかったです。

――今回で3回目の出演になりますが、プレーを振り返ってみてどうでしたか？

原田：前半（※本プロとペアを組んでの対決）は出だしでつまずいてしまったので、焦っていた部分がありました。そこからホールを重ねていって良い勝負になったので、放送で見ても面白いんじゃないかなと思います。

たとえば、ダブルボギーを打ってしまうと追いつくのに通常2ホールかかるんですよね。相手がボギーではなくパーを取るという前提で考えると、こちら側はバーディーを取っても2ホールかかるので、今回の対決のような9ホールの勝負だと大変なんですよね。

後半（※神谷プロとペアを組んでの対決）では、なかなかバーディーが取れなくて苦労したのですが、ちょっと難しい6番ホールで2人のコンビネーションを発揮できたかなと思います。

◆10代の若手ゴルファーへエール「一般常識やマナーも身につけて」

――後進の育成などといった活動も行われているのでしょうか？

原田：実はなかなか育成というところまでは着手ができていないんですよね。相談されたら応えるのですが、まだ私自身がレジェンズツアーの試合に出ていますし、一般の方へのラウンドレッスンの活動などもあって忙しくて。今回のように後輩たちと一緒にゴルフすることがあれば、できるだけアドバイスをするようにしています。

――ベテランの原田プロは、女子ゴルフの人気が高まっている最近の状況をどのように受け止めていらっしゃいますか？

原田：こんなに女子ゴルフが人気になって本当にありがたい話ではありますが、人気ばかりが先行しても良くないと思っていて。やっぱり、人としてもしっかり成長できていないと、スポンサーさんたちに受け入れてもらうのに苦労することもあるよな、という部分も正直感じています。

ゴルフだけでなく、一般常識やマナーを身につけることは本当に大切です。トーナメントなどに出ると、なかなか普通では出会えないような方と出会えることもある。そんな境遇に感謝しながら、自分の人脈を広げるためにも、そういったマナーはしっかりと勉強するのが大事なんだよ、というのを後輩たちと接するときがあればお話ししています。

今は学校を卒業してすぐの10代の子たちが、右も左もわからない中で社会に出てきていることが多いので、我々がちゃんと優しく教えながら、ゴルフ業界がずっと発展していけばいいなと思っています。それが、もっと先の後輩たちにも繋がっていくはずなので、みんなが意識していければいいですよね。

（ＢＳ松竹東急ゴルフ）