視聴方法について
#22
三重・伊賀市 養肝漬
「養肝漬」とは伊賀の特産「伊賀白瓜」の芯を抜き、刻んだしそ、生姜、大根、胡瓜等を詰め、たまり醤油に漬けて熟成したお漬物。藩主・藤堂高虎が陣中に食料として常備し、武士の肝っ玉を養う漬物ということで名づけられ、忍者の携帯食とも言われている。慶応元年から創業する宮崎屋の「養肝漬」は、明治初期より使い続けている桶で手間暇惜しまず2年間という歳月をかけて作る。その製法と伝統に迫る。