コマーシャルの制作会社に勤める青山鎮夫は、モデルの角加代子と婚約関係にあった。しかし、青山には、以前結婚していた妻・笠井理枝との間にもうけた昇という８歳の男の子がいた。昇は、近所に住む同級生の女の子、ミドリと仲が良かったが、昇もミドリも、加代子に全くなつかない。ある日、青山は、昇とミドリ、そしてミドリの母・森口冴子を誘って、真鶴の別荘に行くことを計画する。