横溝正史・金田一耕助TVドラマシリーズ 悪魔の手毬唄 #5
岡山県・鬼首村にて次々と起こる奇怪な連続殺人事件。いずれの事件も、村に古くから伝わる手毬歌に見立てられていた!?今宵もまた新たな犠牲者が…。岡山県の鬼首村を訪れた金田一耕助は滞在先の亀の湯で知り合った多々良放庵から20年前にこの村で殺人事件があったことを聞かされる。被害者は亀の湯の女将・青池リカの夫・源治郎で、加害者は詐欺師の恩田幾三と断定されたが、事件後行方不明のままであった。やがて金田一は、放庵の元妻・栗林りんを名乗る老婆と峠で行き交うが、その後、放庵は謎の失踪を遂げてしまう。そして村では凄惨な連続殺人事件が始まるのだった…。神戸へ飛んだ耕助は詐欺師の恩田幾三と青池源治郎が同一人物であったことを知り愕然とする。
加害者と被害者の奇怪な一人二役。
耕助にはようやく事件の全貌が見えてくるが、その時遅く、第四の犠牲者として大空ゆかりが犯人におびき出されていた。
放送日時: