BS松竹東急

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2022年1月27日(木)特別番組

開局記念特別企画ドラマスペシャル『夜のあぐら ~姉と弟と私~』 2022年4月放送決定!!

今の世の中だからこそ、大切にしたい人と人の繋がり。
主演・井上真央、尾野真千子と初の姉妹役に挑む。
本格派キャスト・制作陣で送る、新しい局にふさわしい、新しい家族の形。

 

BS松竹東急がいよいよ3月26日(土)に開局いたします。そこで、今後、当局が視聴者の皆様にお伝えしていきたいメッセージを込めた記念ドラマとして、主演に井上真央を迎え、開局記念特別企画ドラマスペシャル「夜のあぐら ~姉と弟と私~」(2022年4月放送)を制作することが決定いたしました。

本作は、父親の死に直面した主人公が、遺産相続をめぐる騒ぎに巻き込まれる中で、家族という「繋がり」を再発見し、不器用ながらも前を向いて生きていこうとするヒューマンストーリーです。

原作・原案は第126回芥川賞、第1回大江健三郎賞を受賞した長嶋有。監督・脚本は、映画『鈴木家の嘘』(2018)で、突然息子を喪った家庭を温かな視点で描き出し、国内外多数の賞を受賞し、テレビ『きのう何食べた?』(TX)も手がけた近年最も期待される映画監督の一人、野尻克己。

そして、開局記念作品を彩る注目の主演は、井上真央(NHK連続テレビ小説『おひさま』、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』主演)。さらに、井上とは初の姉妹役での共演となる尾野真千子(NHK連続テレビ小説『カーネーション』主演)ら、本格派キャスト陣を迎え、ほろ苦くも優しい家族の物語をユーモア溢れるタッチで描き出します。

多くの人が生きることへの不安を抱え人生を模索する現代。だからこそ描きたい、普遍、かつ、不変の人と人の「繋がり」。新しいテレビ局が映し出す、新しい家族の姿にぜひご期待ください。

 

【井上真央 コメント】

原作、脚本、冒頭のシーン、読み進めていく度にこの作品に参加したいという思いが募っていきました。
厄介な姉、面倒な弟、近いような遠いような、知ってるようで知らない家族のコト。
嘘なくまっすぐに秋子を演じていきたいです。
撮影はこれからですが、私にとっていとおしい作品になると予感しています。

 

【尾野真千子 コメント】

面白いドラマやります!
撮影はこれからですが、たくさんの人達と台本以上の物語が生まれてくることを今からワクワクしてます!
まだまだ寒いので体調に気をつけて頑張ります。

 

【野尻克己監督 コメント】

愛おしい家族を書かせたら天下一品の長嶋有さん。
愛おしい姉妹を演じる井上真央さん、尾野真千子さん。
皆さんの才能を私に託してくださったこと、感謝いたします。
自分の家族のように大切に撮ります。

 

【原作者 長嶋有 コメント】

二十年近く前の小説が今、映像になるということ自体に、喜びと、野次馬のような無責任なワクワクがあります。
なにしろ価値観も景色も当時と今とで大きく変わったはず。引きこもりの人の心持ちや、家族制度に思うことも違う。どうするんだろう、監督。人物たちの手に持っているのも「イオカード」やモノクロ液晶の携帯電話から、電子マネーやスマートフォンに置き換わった。それでもなお、普遍的ななにかが残ったらうれしいです。監督にお会いしたらとても熱意ある方だったので、無邪気に期待したいと思います。役者の皆さんにも。

 

【BS松竹東急 制作局 井上衛プロデューサー コメント】

テレビ離れがさかんに叫ばれる現代。そのような中で新たに無料放送のBS局を立ち上げる。かなり挑戦的な試みと思われるかもしれません。でも、だからこそ、世の中のメインストリームでは無い人々の姿に豊かな光を当てられるのではないか、そう考えています。どんなに生きるのが下手な人でも生きていていいんだ。その願いが、この作品を通して一人でも多くの方々に届くよう、祈っています。

 

【あらすじ紹介】

ピアノ講師を辞め、目標も定まらないまま日々を漫然と過ごす秋子(井上真央)。ある日、姉・春子(尾野真千子)から、ひきこもりの弟とともに緊急招集をかけられる。死が迫った父の遺産を「愛人」から守るために力を合わせて戦おうというのだ。姉の強引さに巻き込まれ、気乗りがしないまま、あれこれと動き回る秋子は、次第に姉や弟の気づいていなかった一面を知ることになる。やがて、真夜中に実家に忍び込んで金庫を盗み出すことになり… ユーモアと涙、温かさに包まれた人間讃歌。

 

【番組概要】

■番組名

開局記念特別企画ドラマスペシャル 「夜のあぐら ~姉と弟と私~」

■放送日時

2022年4月放送

■放送局

BS松竹東急(BS260ch/総合編成無料放送)

■主演

井上真央

■共演

尾野真千子 ほか

■原作・原案

長嶋有(「夜のあぐら」「三十歳」・『タンノイのエジンバラ』所収 文春文庫刊)

■監督・脚本

野尻克己(『鈴木家の嘘』)

■プロデューサー

井上衛、伊藤学

■局公式Twitter

@BS260_official