BS松竹東急

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2022年11月15日(火)新番組

月曜ドラマ『À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜』 2023年1月9日(月)夜10時30分放送スタート!

ドラマ初共演! 主演・市川実日子 × 共演・中島歩 
夫婦二人、台所で世界史食に想いを馳せる
時を超えた料理と哲学が織りなすハーモニー♪
 

(左から、市川実日子、中島歩)

 
 
―世界の歴史料理を食べて知る―
マリー・アントワネット、カエサル、ソクラテス…
歴史上の人物達が食した料理を、令和の時代に再現?!
知的好奇心をかき立てる新感覚グルメドラマ、ここに誕生!
 

BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)ではこの度、毎週月曜放送のオリジナルドラマ枠【月曜ドラマ】第4弾となる「À Table!(ア・ターブル)〜歴史のレシピを作ってたべる〜」を2023年1月9日(月)夜10時30分より放送することを決定いたしました!
 
本作は、歴史料理研究家・遠藤雅司のレシピ本「歴メシ!決定版 歴史料理をおいしく食べる」をドラマ化。
吉祥寺から徒歩20分のところに住む、結婚15年目の夫婦、主人公・藤田ジュンとその夫・ヨシヲの夫婦の物語を歴史レシピと共に描きます。
マニアックな音楽映画や小説といった趣味と、親から教わった道徳と優しさの価値観が合う夫婦のテンポの良い掛け合いは必見!そして数々の歴史のレシピからその時々の時代を感じ、タイムスリップしたかのような感覚になること間違いなし。歴史レシピも正確に再現するのではなく、現代の日本で手に入る食材を代用して再現。誰でもすぐに作れる歴史メシにぜひご注目ください。
 
「人生はシナリオ通りに進んでいるのでは?」「価値観が合うというだけでなぜ何十年も一緒に居られるのか」。
ふとした瞬間に誰もが一度は考えたことのある小さな摩訶不思議な疑問などがクスッと笑えるそんな物語です。
 
そんな本作の主人公 妻・藤田ジュンを演じるのは、数々のドラマで存在感を放つ市川実日子。
雑誌「OLIVE」のモデルとして活動しながら、映画「blue」(2003年)で第24回モスクワ国際映画祭の最優秀女優賞に輝き、「シン・ゴジラ」(2016年)では、第71回毎日映画コンクール女優助演賞、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を獲得。近年では、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ/2021年4月)、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK/2021年度後期)といった数々の話題作に出演しました。多くの作品で印象に残る役を演じ続けてきた市川が、本作の主演として作品にどのようなジュンの魅力を見せてくれるのか、必見です。
 
夫・藤田ヨシヲを演じるのは、ナチュラルな芝居に定評がある中島歩。
モデルとして活躍し、2013年に舞台『黒蜥蜴』のオーディションで200名の中から選ばれ、同舞台で俳優デビュー。また、連続テレビ小説「花子とアン」(NHK/2014年度前期)でTVドラマ初レギュラー。初主演映画『グッド・ストライプス』(2015年)で第7回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞。第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に選出された映画『サタデー・フィクション』(2019年)で初の海外作品出演。『偶然と想像』(2021年)が第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。同作と『いとみち』(2021年)で第35回高崎映画祭最優秀助演俳優賞を受賞しました。映画・ドラマで年々頭角を現している中島が、ヨシヲとして本作にどのようなエッセンスを与えてくれるのか、お見逃しなく。アンニュイな雰囲気を醸し出す、2人の関係性にもぜひご注目ください!
 
また、脚本は、漫画「ラジエーションハウス」(集英社)の原作や、2021年日本民間放送連盟賞テレビ/ドラマ番組部門優秀賞を受賞したドラマ「名建築で昼食を」(テレビ大阪)などの脚本を手掛ける横幕智裕。
監督は、マーティン・スコセッシやポン・ジュノ、ジョン・ウーなどの助監督を務め、ドラマ「名建築で昼食を」や、第57回ギャラクシー賞テレビ部門 奨励賞、第8回ATP上方番組大賞 グランプリを受賞した「ちょこっと京都に住んでみた。」(テレビ大阪)の監督を務めた吉見拓真が担当。
今作でもその独特な世界観を引き継ぎ、存分に楽しむことができること間違いなし!
 
マリー・アントワネット、カエサル、ソクラテス…、5000年の時を超えてドキュメントとリアルな料理と歴史の話の詰まった物語。夫婦二人とその仲間たちが一緒に料理で楽しむ食事旅にぜひご期待ください!
 
主題歌やメインビジュアル、他キャスト等の情報については、続報をお待ちください。
 
 
■市川実日子/藤田ジュン役
 

 
本作の主人公。日本の典型的な女性観を持った家に生まれる。4人姉妹の中、一人だけ東京に来ている。ヨシヲとは井の頭公園の「象のはな子さん」で出会い、マニアックな漫画の話で意気投合した。仕事は大学の史学部の事務員。知り合いの教授から「歴史書の中にあるレシピ」をおしえてもらい、夫と一緒に料理を作ることに。
 
【市川実日子 コメント】
数年前、世界の歴史料理のレシピ集を本屋さんで見かけたことがありました。
見た瞬間、むくむくと好奇心が湧いてきたことを憶えています。
今回のお話を聞いた時にそのことを思い出し、おもしろそうなお話だなというのが一番最初に思ったことです。
 
脚本を読むと、歴史は今としっかり繋がっていること、ひとにとってのごはんを作る時間…、ジュンにとってのごく身近なひと、その相手との時間の流れ、自分の中にあるどうしようもないこと…、様々なものが描かれていました。
私自身、歴史に興味はあるけれど、教科としては苦手でしたが、このドラマでは、食事を通して、どんな人物だったかという点にも触れています。
歴史上の人物にだって日常があって、物語があって、だから食事も進化してきた。
へぇ!と何度も口にしながら、この、おもしろい、もっと知りたいと感じる気持ちが、作品にも反映されるといいなと思いました。
 
観てくださった方の、すぐ近くにいるような、いつもの散歩道で見かけるような、そんな夫婦になれますように。
食卓に灯すロウソクのような作品になりますように。そう願っています。
 
【一言質問】
Q:今回のドラマには様々な歴史の中の「料理」が出てくると思いますが、ご自身がタイムスリップして食べてみたいものは何ですか?
A:マリー・アントワネットの小トリアノン宮殿のお茶会に潜入してみたいです。
 
 
■中島歩/藤田ヨシヲ役
 

 
姉や叔母、従姉妹、と幼少期から女性に囲まれて育って来た。お漬物のメーカーに就職。3年前、信越地区の管理責任者になり、ずっと長野で単身赴任をしていたが、最近はジュンの住む吉祥寺に戻り、主にリモートワークをしている。単身赴任時代に飲み友から影響を受け始めた料理にはまり、妻と歴史メシのレシピを作ることに。料理は視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感をすべて使うので、片付けながらつくるのが楽しい。段取りを組み立てるのが楽しい。
 
【中島歩 コメント】
本作に参加することについては、まず市川さんと夫婦を演じられるなんて楽しいに決まってると感じました。市川さんとは共通の友人を通して知り合いましたが、初めてとは思えないほど楽しく会話ができて気さくで素敵な方だなと思いました。きっと愉快な夫婦が演じられると思います。楽しんで撮影して、それが観る方にも伝わったらいいなと思います。
 
僕の記憶では、学校で習う歴史は大きな事件ばかりが印象的で、何を食べていたとか、そういう身近なことはあまり覚えていません。本作を通して、古今東西の暮らしの歴史を知れるのは興味深いですし、その上、夫婦間で感じているあれやこれやが描かれているのも魅力です。
 
なんとなく観てるとニヤニヤ笑えて、ほうほうと歴史の勉強にもなって、そのうち歴メシを作りたくなっちゃうようなドラマにできたらと思います。お楽しみに。
 
【一言質問】
Q:今回のドラマには様々な歴史の中の「料理」が出てくると思いますが、ご自身がタイムスリップして食べてみたいものは何ですか?
A:マンモスの肉です。今はもうマンモスはいませんから。でもちゃんと捕まえられるか心配です。
 
【プロデューサー コメント】
上江洲茉央(BS松竹東急 制作局制作部)
 
私たちが普段食べている“ご飯”。生きる為、喜びを感じるため、色々なご飯が現代にはあります。
日常の中で、ご飯の味や値段、食べる場所について考えることはよくあるけれど、“ご飯の歴史”について考えたことはあまりないかもしれません。
このドラマはそんな普段は特に気に留めることもないことに、少し目を向けてみるドラマです。世界史で誰もが知っている有名人が、どんな食事をしていたのか?を考えると、不思議と歴史の中の有名人が少し身近に感じられてきます。
ご飯の歴史もさることながら主人公のジュンは、壊れかけのガスコンロを買い換えるかを悩みます。ほんの小さなことだけど、私たちはそんな小さなことで、「運命は決まっているのか」「自分で選んでいるのか」について考える時があります。
台本を読んでいて、私は「運命決定論」と「自由意志」を自分の都合に合わせて使っているなあと気づきました。いいことがあったら「自分が選んだおかげだ!」、嫌なことは「そうなる運命だったんだ」と都合よく思います(笑)。
そんな風に、ジュンとヨシヲの何気ない日常生活を覗きながら自分の日常で新しい発見を見つけてドラマを楽しんでもらいたいです。
 
【企画・シリーズ構成・プロデューサー】
清水啓太郎(松竹撮影所)
 
吉祥寺から歩いてはちょっと遠いところに住む夫婦が台所で「歴史メシのレシピ」を日本で手に入る食材で(厳密じゃないけど)作ってみる。そして、「長い歴史と時間に想いを馳せる。」
これは、料理番組ではないのです。「人類がどんなに美味しく食べようかといかに努力して来たか」、「どのように食材が世界に広がったか?」そんなことに想いを馳せながら、「歴史」と「時間」を感じる夫婦の物語です。
もちろん、現代の我々の口には、驚きがあるかもしれません。「現代の我々の口に合う」ということばかりではないかもしれません。だけど、この夫婦は、長い時間を経て世界を旅して来た食材たちに感謝しながら、歴史に感動しながら、この食事で歴史とそこに生きて来た人たちに思いを巡らせながら、作ってみます。きっと「美味しい」とか「美味しくない」だけじゃなくて、食への思いと感謝の違った形を感じます。
例えば、マリー・アントワネットとジャガイモの関係。いかにジャガイモは世界を旅してきたか?なぜフランスで広まったのか?征服や食糧難、国を超えた結婚。どんな理由で食材は世界に広まったか。
歴史上の人が実際に食べたことでもっと歴史が身近になる。二人の未来、二人の過去、そんな時間も改めて感じながら。優しくのんびりしたそんな夫婦の形を静かに描けたらと思っています。
ちなみに今回、私は、「世界史を学生時代、もっと勉強しておけばよかった、、、」と後悔し改めてお勉強中です!
 
 
【あらすじ】
吉祥寺から徒歩20分。近くに畑の直営販売も多くあるのんびりした地域。海外に住む親戚の家に安く住まわせてもらっている夫婦のジュン(市川実日子)とヨシヲ(中島歩)。二人は結婚15年目で妻のジュンは大学の学部内の事務員をしている。夫のヨシヲはもう3年も単身赴任で長野にいる。最近、リモート作業が多くなり、東京に帰ってきた。ただ、忙しいときは単身赴任で長野に戻る。そんな時、ジュンの知り合いの教授から海外の歴史レシピを見せてもらい興味を持った。日本にない食材も現代のもので代用できると教わり、身近な食材で歴史に残るレシピの再現を試みようと夫婦で「歴メシ」を始める。祖母や姪、友人なども訪ねてきて、世界の歴史に想いを巡らせ、不思議な時間軸をちょっぴり哲学チックに考える物語。
 
【原作紹介】
『歴メシ!決定版 歴史料理をおいしく食べる』                          
著者:遠藤雅司(音食紀行) 
刊行元:晶文社
発売日:2022年12月20日発売予定
 
アレクサンドロス大王、クレオパトラ、マルコ・ポーロ、ベートーヴェン……。
あの歴史上の人物が食べた料理を現代人向けに再現しました!
歴メシブームに火をつけた再現料理レシピエッセイを全面改訂し、新4章を追加した決定版。12時代60品のレシピを収録。
 
 
■番組概要
【番組名】月曜ドラマ「À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜」
【放送日時】2023年1月9日(月)夜10時30分 放送スタート(全12話/各話30分)
【放送局】BS松竹東急(BS260ch/全国無料放送)
【出演】市川実日子(主演)、中島歩
【原案】遠藤雅司(音食紀行)
【企画・シリーズ構成】清水啓太郎
【脚本】横幕智裕
【音楽】ベンジャミン・ベドゥサック
【監督】吉見拓真
【プロデューサー】上江洲茉央、清水啓太郎
【製作】 BS松竹東急 松竹撮影所
【局公式Twitter】@BS260_official
【局公式ドラマTwitter】 @BS260_drama

【ドラマ公式サイト】 https://www.shochiku-tokyu.co.jp/atable/