視聴方法について
#19
多美との結婚を諦めた北が暮らす東京の下宿に、桂が訪ねてきた。多美に北との結婚の意思はない。桂は「姉の代わりに自分ではどうだ」と言うが、それを聞いた北は怒り出す。
秩父の郊外で細々と営業を続ける温泉旅館「二上」には美しい姉妹・多美と桂がいた。そこに東京から快活な青年・晴彦が湯治客としてやってくる。多美と桂は、晴彦への恋をきっかけに争うことになるが、秩父の開発を目指す大手観光会社から派遣された晴彦の真の目的は、姉妹の旅館を買収することだった。