視聴方法について
実在する銀座の名店を舞台にした30分のオムニバス。毎回、一匹の黒猫が、人生にさまよえる人を銀座の名店に導いていく。その人の明日がちょっと良くなるような…。
志崎哲也は、数年前に自分が書いたドラマが大ヒットし、脚本家として世間に認められた。しかし、最近は良い脚本を書くことができず、業界内での人気もなくなってきていた。ある日のドラマの脚本の打ち合わせでも、プロデューサーに指示された修正をしなかったことで大げんかし、「こんな仕事降りてやる」と啖呵を切ってテレビ局を後にし、公園で憂さ晴らしをしていると―。