古今亭菊之丞「親子酒」
息子の酒癖の悪さを心配し、大旦那は共に禁酒の約束をする。しかし、暫くして他に楽しみのない大旦那は酒が恋しくなってしまい、女房に頼み込んで禁酒を破ってしまい…。上方の笑話本「露休置土産」の一遍を原話とした古典落語の一席。
(令和元年5月25日 亀戸文化センター 『特撰二人会』より)古今亭菊之丞「夢金」
船頭の熊三は寝言にも金勘定するほどの欲張り。とある雪深い夜、着飾った娘を連れた汚い侍が乗船するのだが…。安永2年に出版された笑話本『出頬題』の一編「七ふく神」を原話とする古典の一席。
(令和3年12月4日 一ツ橋ホール『特撰落語会』より)
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