池波正太郎原作の人気時代劇!中村吉右衛門演じる、人呼んで“鬼の平蔵”が活躍する第6弾!かつて中国、九州あたりで知られた本格派の盗賊・猿皮の小兵衛。今は引退し、江戸で薬種問屋を営んでいる彼の、年若い妻・おもんに間男ができた。この男は針ヶ谷の友蔵という盗賊で、相棒の七之助と共に小兵衛の店に押し込むつもりである。が、小兵衛はとっくに友蔵の正体を見破っていて…。
池波正太郎原作の人気時代劇!中村吉右衛門演じる、人呼んで“鬼の平蔵”が活躍する第6弾!忠吾が、役宅で預かっている身寄りのない娘・およしの奉公先を探してきた。奉公先は、荻原宗順というやもめ暮らしの医者で、およしと宗順は一目見て互いに打ち解けた。しばらくして、およしが役宅にやって来た。どうも宗順の身辺を嗅ぎまわる男たちがいるらしい。平蔵は、宗順の過去を洗い始める。