悲しい宣告3年後、家族と幸せに暮らす澪は、将士ががんに侵され、余命わずかであることを医師から告げられる。誰にも言えない澪は真帆にだけ残酷な現実を打ち明ける。 将士が突然、真帆に会いにくる。どことなく様子のおかしい将士の様子から、病気に気づいているのではないか、と不安になる真帆。その夜、澪は将士から、病気のことを医師に聞いたと知らされる。
双子の幸せ重体の将士を思い、真帆は涙をこらえて、卓也とともに図案を仕上げる。翌朝、自分では将士のもとへ行こうとしない真帆に代わり、卓也が図案を届ける。それぞれの愛し方で真帆を愛した2人の男たちは、互いを認めあって微笑むのだった。