愛娘を殺したのは誰だ!?ストーカーに狙われた家族の悲劇!脅迫殺人誘拐懸命の犯罪トリック建設会社の開発部長・沢木昌哉の自宅に爆弾の入った小包が届く。差出人は偽名で、沢木の会社が進める事業に反対する者の犯行とみられた。沢木の自宅を訪れた神奈川県警捜査一課刑事・吉永誠一は、5年前に沢木の一人娘が自殺したことを知る。沢木が娘の自殺の原因を知ろうともしないことに疑問を感じた吉永は、当時の事件の背景を探り始める。
疑惑の「黒い白髪」をめぐる横浜不動産王一族・砒素毒殺事件!愛人正妻対決神奈川県警捜査一課刑事・吉永誠一は、ある日寺で喧嘩の仲裁に入る。そこでは「ハマの不動産王」と呼ばれた男の法要が行われていた。喧嘩の原因は故人の妻・久子が愛人・弥生を招いたからだという。そんな中、葬儀会社社長の永松晋が死体で発見される。被害者は鈍器で頭を殴られており、現場には血染めの百万円の札束が落ちていた…。
キャッツアイ連続殺人事件~なぜ死体の口や胃に宝石を残したのか横浜港で全裸男性の水死体が発見される。死体の顔は損傷が激しく、遺留品もないことから身元特定は難航。唯一の手がかりは、被害者の胃から出てきた宝石「キャッツアイ」だった。ところが数日後、新たに2つの殺人事件が発生。それぞれの死体は、同じ宝石を口に含んでいた。刑事らが、連続猟奇殺人事件として捜査を進める中、宝石密輸疑惑が浮上してきて…。