2024年海外ゴルフメジャー3大会無料放送!「ゴルフW」も好評放送中! | BS松竹東急ゴルフ

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福嶋晃子&浩子プロ「同じ年に優勝して、2人で“JLPGAアワード”に出たい!」

  • 2024/3/21
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■3/23(土)夜7時~『ゴルフW 放送2周年記念~打倒!最強姉妹プロSP~』

 

BS松竹東急では、ゴルフ番組『ゴルフW(ダブル)』を絶賛放送中です。『ゴルフW』は、女子プロペアとコースを知り尽くしたメンバーペア(アマチュアペア)が真剣勝負を繰り広げるゴルフ番組ですが、このたび放送開始2周年を記念して、3月23日(土)に2時間特番を放送。“レジェンド” 福嶋晃子プロと福嶋浩子プロ、さらに吉田弓美子(よしだゆみこ)プロと篠崎愛(しのざきまな)プロの特別な女子プロ対決をお届けします。今回、晃子プロ&浩子プロの福嶋姉妹にインタビューし、対決後の感想やゴルフグッズのこだわり、今後の目標などを聞きました。

福嶋晃子(ふくしまあきこ)プロフィール

1973年6月29日生まれ。神奈川県横浜市出身。

1996年、1997年と2年連続JLPGA賞金女王。長年にわたり活躍してきた日本を代表する女子プロゴルファーの1人。10歳からゴルフを始め、アマチュア時代は1988年の「関東ジュニアゴルフ選手権」を皮切りに28個のタイトルを獲得し、1992年にはプロテストに一発合格。その後、日本ツアーで通算24勝、アメリカツアーでも2度優勝するなど、その実力を見せてきた。2021年には「公式戦 JLPGAレジェンズチャンピオンシップ」で国内女子レジェンズツアーで初優勝を飾っている。

福嶋浩子(ふくしまひろこ)プロフィール
1977年8月30日生まれ。神奈川県横浜市出身。
姉・晃子の影響で13歳からゴルフを始め、高校時代からアマチュアの大会に出場し好成績を残している。高校卒業後に語学学校で英語を習得し、サンディエゴ州立大学に進学。肩の故障の影響で一時はプロ入りを諦めて晃子のマネージャーを務め、資格を取得してティーチングプロとして活動したが、2007年にツアープロとしてデビュー。2016年に「サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント」で初優勝を飾った。また昨年4月には、「太陽生命 元気・長生きカップ」でレジェンズツアー初勝利を挙げている。

◆姉妹ペアは「お互いの得意な部分を引き出し合える」

――まず、対決を終えての感想を教えてください。

浩子:なかなか2人でチームとしてやることがないので、とても楽しかったです。それに、すでに私たちはレギュラーツアーから離れていて、(吉田)弓美子ちゃんや(篠崎)愛ちゃんに会う機会も少ないので、一緒にプレーできたのが嬉しかったですね。仲の良いメンバーだったので和気あいあいとしていて楽しかったです。

晃子:吉田さんとはレギュラーに出ているときも一緒にプレーしていましたが、こうやって会うことが久しぶりだったのでとても嬉しかったです。

――姉妹でペアを組んでのプレーはいかがでしたか?

晃子:過去に1度だけ2人でチームを組んでやったことがあって、その対決に勝った記憶があります。なぜかこの2人でチームになると強いんですよね。

浩子:お互いの苦手としている部分やお互いの良いところを知っているから、引き出し合えるのかなと思っています。相手がやりやすいように「こうしよう」というのが考えやすいんです。

晃子:子どもの頃からやっていますし、得意な部分がお互い違うのでそこを生かせるからやりやすいんですよね。

――対決の舞台となった南総カントリークラブ(千葉県市原市)の印象は?

晃子:東コースと西コース、一回ずつプレーしたことがあったのですが、ティーショットが難しいホールが多い印象です。アンジュレーション(コース上にある起伏のこと)が強いので、ピンの位置によって全然違う感じになるんですよね。ティーショットから考えなきゃいけないホールもあったので、戦略性はめちゃくちゃ高いと思います。

浩子:感じていることは一緒ですね。もう少しグリーンのことが分かっていれば、セカンドを打つ場所が変わってくると思いますが、把握しきれなくてピンまで打ってしまうこともあって。まだまだこのコースのことを理解しきれてはいませんが、面白くて良いゴルフ場ですよね。

晃子:ここで練習したら上手くなりそう。

浩子:間違いないと思う。平らな場所だけじゃないんですよ。かといってアップダウンばかりでもないので、バランスがいいと思います。

晃子:山岳コースはずっと傾斜で、フラットはずっとフラット。ここで練習すれば、総合力が上がるんじゃないかと感じました。

◆次なる目標は「同じ年に優勝して、2人でJLPGAアワード」受賞!

――レギュラーおよびレジェンズツアーにおいて史上初の姉妹優勝などを達成されていますが、今後、姉妹で叶えたい目標はありますか?

晃子:同じ年に優勝して、2人でJLPGAアワード(年間を通じてトーナメントで顕著な成績をあげた選⼿および、ゴルフビジネスの分野で広く社会に貢献した会員の功績を称える年間表彰式)」に出たいです。

浩子:ああ~!そうですね、私もそれは思います。

晃子:レギュラーもレジェンドも同じ年には優勝できていないので、同じ年に優勝したいですね。

浩子:2024年は6試合に増えるのでチャンスはあるのかなと。去年は3試合しかなくて、調子が上がってきたところで終わっちゃった、みたいな感じだったのですが、今回は6試合を戦う中で整えて、姉妹で勝てたらいいなと思います。

 

◆福嶋姉妹の思う“ゴルフの好きなところ”は「上手くいかないところ」と…?

――ゴルフグッズなどにこだわりはありますか?

晃子:今は特にないですね。レギュラーツアーに参加していたときは、ウェアの色で気合の入れ方が変わっていたので、結構こだわっていました。青のウェアのときは「冷静に」っていう日で、赤のときは「ガンガンいけよ」っていう日。自分の中で「優勝狙えるぞ」っていう日も赤を着ていましたね。

浩子:私はピンクでしたね。最初に優勝したときのウェアがピンクでした。

晃子:優勝のときは、うちのスタッフ全員が赤を着ますね。逆に紫は着ないようにしています。とても調子が悪いときに着ていたのが紫で、別の色を着ることで「悪い成績の意識を払拭する」みたいな気持ちになるんですよね。あと、ティーは白を使い続けたりしています。

浩子:私のティーの色は、ピンクか黄色です。私も自分にとってのよくない色というのは全部把握して意識していました。でも今はそこまでですね。昔の方が、こだわりがありました。今はあまり気にせず気楽にプレーできているということかもしれません。

 

――ずばり、ゴルフの好きなところを教えてください。

晃子:上手くいかないところ!

浩子:確かに。

晃子:何千球何万球打ってきても、またミスしちゃう。だから「また練習しよう」「もっと上手くなりたい!」と思えるのがいいなと思います。

浩子:一般の方とラウンドする機会が多いのですが、色んな職業、性別、ゴルフスキルの全く違う人が、一緒に楽しめるスポーツって他にないと思うんです。ゴルフってめちゃくちゃ性格が出るので、ご一緒した方の性格が1日で分かるのもいいなと思います。普段はお会いできないような方にも会えるし、小さい頃から年を重ねるまで長く楽しめるのも、ゴルフを選んだ理由の一つです。

(BS松竹東急ゴルフ)
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■放送情報
『ゴルフW 放送2周年記念~打倒!最強姉妹プロSP~』
2024年3月23日(土)夜7時~ 2時間特番放送
出場プロ:福嶋晃子 福嶋浩子 吉田弓美子 篠崎愛 番組MC:高柳愛実

競技委員長:金子柱憲
【BS松竹東急ゴルフ公式Xアカウント】
https://twitter.com/BS260_golf