2024年海外ゴルフメジャー3大会無料放送!「ゴルフW」も好評放送中! | BS松竹東急ゴルフ

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福嶋晃子プロ・福嶋浩子プロが若手にエール!「臆せず海外メジャーに挑戦してほしい」

  • 2024/4/11
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■4/13(土)夜8時~『ゴルフW #100 放送2周年記念~ワンモアマッチSP~』

BS松竹東急では、女子プロペアとコースを知り尽くしたメンバーペア(アマチュアペア)が真剣勝負を繰り広げる『ゴルフW(ダブル)』を毎週土曜夜8時からお送りしています。3月23日(土)の2時間特番、そして4月6日(土)&13日(土)の放送には福嶋晃子プロと福嶋浩子プロが登場! インタビュー後編では、海外メジャーでの特に印象深い思い出や思い入れなどについて深堀していきます。

福嶋晃子(ふくしまあきこ)プロフィール

1973年6月29日生まれ。神奈川県横浜市出身。

1996年、1997年と2年連続JLPGA賞金女王。長年にわたり活躍してきた日本を代表する女子プロゴルファーの1人。10歳からゴルフを始め、アマチュア時代は1988年の「関東ジュニアゴルフ選手権」を皮切りに28個のタイトルを獲得し、1992年にはプロテストに一発合格。その後、日本ツアーで通算24勝、アメリカツアーでも2度優勝するなど、その実力を見せてきた。2021年には「公式戦 JLPGAレジェンズチャンピオンシップ」で国内女子レジェンズツアーで初優勝を飾っている。

福嶋浩子(ふくしまひろこ)プロフィール
1977年8月30日生まれ。神奈川県横浜市出身。
姉・晃子の影響で13歳からゴルフを始め、高校時代からアマチュアの大会に出場し好成績を残している。高校卒業後に語学学校で英語を習得し、サンディエゴ州立大学に進学。肩の故障の影響で一時はプロ入りを諦めて晃子のマネージャーを務め、資格を取得してティーチングプロとして活動したが、2007年にツアープロとしてデビュー。2016年に「サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント」で初優勝を飾った。また昨年4月には、「太陽生命 元気・長生きカップ」でレジェンズツアー初勝利を挙げている。

◆海外メジャー挑戦が生む相乗効果で「日本ツアーのレベルが上がるのも楽しみ」

――BS松竹東急では、昨年より「全米女子オープン」をはじめとした海外メジャー大会を生放送しています。晃子さんはアメリカツアーでも2度の優勝を果たしていますが、お二人の海外ツアーへの思いを聞かせてください。

浩子:私はアメリカの大学に通っていたので、アメリカのミニツアーをまわったり、推薦で1試合だけ出させていただいたりということはありました。また、ゴルフを離れていた4年間は姉のマネージャーという形で一緒に海外をまわっていたのですが、当時と比べて、最近は多くの日本人選手が海外ツアーに挑戦していて、とてもいいなと思っています。当時よりも海外の情報を得やすいというのが大きいのかな。

晃子:「行ってみようかな」って挑戦しやすい雰囲気があるよね。それで上位に入る選手もいるから、今年も楽しみです。

浩子:そういった日本人の挑戦を見て、他の選手も「私も!私も!」って相乗効果で日本ツアーのレベルが上がっていくのも楽しみです。BS松竹東急さんが海外メジャーの様子を放送してくださることで、海外の情報が入るというのはとても良いことだと思うんです。選手の育成に大事だなと。ジュニアゴルファーもどんどん減ってきている中、海外で活躍するような日本人選手の様子をテレビで見ることができれば“憧れのスポーツ”になってくると思うので、そこから挑戦してくれる方が増えていったらいいなと思います。

◆福嶋姉妹の海外ツアーでの思い出に迫る!「足がズブズブになるほどの大雨」

――晃子さんは2002年「シェブロン選手権」で5位タイという素晴らしい成績を残していますが、そのときの思い出は?

晃子:ひたすら圧倒されていましたね。スター選手がいっぱいいて、同じ時代に一緒にプレーすることができて本当に嬉しかったです。

当時、私が現地で頑張ることができたのは、私のたちの先輩である岡本綾子(おかもとあやこ)さんの存在が大きいと思います。岡本さんのおかげで外国人の選手たちにすごく可愛がっていただいたんです。最初は居場所がないように感じたのですが、「私は綾子の友達だから何かあったら言ってね」というように声をかけてもらえることが多くて。当時、岡本さんについていたキャディさんも「大丈夫?」と気遣ってくれて、すごく助けてもらったので、本当に岡本さんのおかげだなと思っています。

――そのほか、海外ツアーに臨まれた時の特に印象深い思い出は?

晃子:妹がキャディしてくれた大会で、足がズブズブになるほどの大雨の中、最終日に33ホールを回ったときのことが忘れられないです。ホールアウトした後にズブズブになった靴を急いで脱いだことを覚えています(笑)。

浩子:霧雨でも(グリーンに水が)浮いちゃうくらいの天候が続いていたのですが、日数が重なっていることもあって強行することになったんですよね。

晃子:足元まで埋まるくらいの雨量で、運動靴だと移動もとても大変で。

浩子:当時はキャディバッグも大きいものしか使用できず、それも大変でした。段々と重くなるんですよ。足もどんどん埋まるし、本当に過酷(笑)。

晃子:あのメジャー大会は忘れられません(笑)。妹にも申し訳ないなと思いつつ…でも結構上位で頑張っていたよね。

◆臆せず挑戦してほしい!「全米女子OPは平等にチャンスがある」

――挑戦を続ける晃子プロ・浩子プロですが、やはり何かに“挑戦する”ことは楽しいものですか?

晃子:楽しいです! 私は今、50歳から参加できる「全米シニア女子オープン」に去年から挑戦しています。今年は予選会なしで出られますし、また頑張りたいなと思っています。素晴らしいスター選手たちと一緒に戦えるから、とてもわくわくしちゃいます。現地で見ると、すごい衝撃を受けるんですよね。私は結構飛ばすタイプだと思うのですが、私ぐらいのショットをバンバン打ってくる選手がいっぱいいるんですよね。世界を感じます。

若い方にも、海外メジャーにはどんどん挑戦してほしい。デビューしたばかりこそ一番挑戦しやすいと思いますし、ルーキーらしい勢いも重要です。芝の質感も全く違うので、早めに慣れておくというのも大事だと思います。

浩子:ルーキーイヤーってどこのコースも初めてじゃないですか。でも常連のシード上位の選手って何回もそのコースでプレーしているから、どうしても経験値で負けてしまう。でも「全米女子オープン」は会場が毎年変わるので、ある程度、平等にチャンスがあると思います。だから臆せずに挑戦していただきたいですね。

 

(BS松竹東急ゴルフ)
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■放送情報
『ゴルフW#100 放送2周年記念~ワンモアマッチSP~』
2024年4月13日(土)夜8時~
出場プロ:福嶋晃子 福嶋浩子 吉田弓美子 篠崎愛 番組MC:高柳愛実

【BS松竹東急ゴルフ公式Xアカウント】
https://twitter.com/BS260_golf